3歳どもり。我が子のどもりが改善するまで!きっかけは「せーのっ!」
こんにちは、としです。
2~3歳の我が子の”どもり”が気になるという親御さんは少なくないと思います。
僕の娘もそうでした。
僕の娘は現在3歳4ヶ月になりましたが、2歳の終わり頃から”どもり”が気になりだしました。それが最近ようやく改善されました。
僕も妻も最初は随分心配しましたし、どうすれば改善するのかなどいろいろ悩みました。
この記事では娘の”どもり”が改善するまでの道のりを書きたいと思います。
【どもり初期段階】
ん?なんか変だな。と思い始めたのは娘が2歳11ヶ月の終わり頃でした。
親バカかもしれないですが、娘は1歳前から保育園に通っていたこともあり結構早い段階で親(我々)の言葉を理解することができ、喋ることも平均より少し早いかなー?くらいな感じでした。
順調に喋りも上手くなってきて保育園の先生からもよく「お喋りが上手です。」と言っていただいていたんです。
それが急に、、、突然に「マ、ママ〜」とか「お、お買い物…い、行くの〜?」などなどつっかかりながら喋るようになりました。
僕は最初は、ん?と思いましたが、たまたまだろうと深くは考えませんでした。
あまり気にしなかったので妻にも特にその話はせず普段通りに過ごしていました。同じく妻も僕にそのような話はしてこなかったので。
1ヶ月くらい経っても治らないので、ついに僕は妻に「最近ちょっとどもってない?」と切り出しました。
すると妻も「そうだよね?でも、私も思ってたけど◯◯ちゃん(娘の名前)には指摘しないで様子見てたよ。」と返ってきました。
僕は、妻もやっぱり感じてたんだ。とその時知りました。
【どもり中期】
娘が3歳1ヶ月を迎える少し前くらい〜3歳3ヶ月になろうとする頃、ちょうど我が家はその間に長男(第二子)が産まれ、妻も産後入院や退院後も赤ちゃんに母乳をあげたりと娘だけを見ていることができなくなりました。それが原因なのかは正直わかりませんが娘の”どもり”は治るどころかどんどん酷くなっていきました。妻が赤ちゃんに母乳あげたりと娘だけを見てあげられないのは仕方のないことなので、せめて僕はなるべく娘に寄り添ってあげようと思い、仕事から帰ってきたら娘とずっと遊んだりお話ししたりと寂しがらせないように寄り添いました。
娘も妻の妊娠中の時は「ママはお腹が大きいから、抱っこしてあげられないんだ。だから抱っこはパパにしてもらってね。」※娘の妊娠中、妻の職業が幼稚園教諭ということもあり動きすぎによる切迫早産になりかけた経験があることから慎重になっていました。
と聞かせており、娘もちゃんと理解してくれ抱っこはパパ!といつの間にかなっていました。そのおかげ?かパパっ子になり僕が帰宅すると「パパ~抱っこ~!」と駆け寄ってきてくれました。もちろんママのことも大好きで日中はママにべったりだったようですが(笑)
ただ気になるのはやはり”どもり”です。
「パ、パ、パパ~。だ、抱っこ し、して~!」など二文字だけの言葉もスムーズに出てこないようになっていました。
僕も妻も焦らずゆっくり喋れるように、どもりが出るとと「うん。うん。」と相づちをうってあげたり、これから言いたい言葉が話の流れからわかる時はさりげなく「〇〇なの?」とか先に言って喋りやすくしてあげたり試行錯誤して対応していました。
けれど改善はしませんでした。
そんなとき別の心配は周囲の反応でした。さすがによく交流のあるパパママ共通の友人からは気になっていたとは思いますが、指摘されることはありませんでしたが案の定じーじ、ばーばには「なんかどもってるな」「スムーズに喋れないね」と娘に聞こえるように言われてしまいました。僕は「わかってるけど本人が気にするとかわいそうだから言わないであげて‼」と言い。両親も「そうだね。ゴメン。」とその後は一切言わないようにしてもらいました。
しかし娘も何か感じとったのか少し気にするような素振りをみせ、スムーズに喋れないときは自分の手で口を塞ぐように覆いながら一生懸命に言葉を出そうとする姿が目立ちはじめました。
僕はその姿を見ると何とも言えない気持ちになり、こみ上げてくる気持ちを抑えながら心の中で「がんばれ。がんばれ。」とただ応援することしかできませんでした。
【どもり後期】
娘が3歳3カ月の終わり頃、長男も生後1カ月を迎えようやく外出できるようになり始めて共通の友達の家へ遊びに行った時のことです。
その家庭は男の子三兄弟で、一番上のお兄ちゃんは娘の4歳年上の小学1年生です。
またまた心配していた事態が起こりました。
ちょうどその子が持っていたおもちゃが娘の興味に的中したようで貸してほしくてぐずりだしました。
娘が「にぃにぃ。お、おもちゃ か、か、か、か~して?」とあの口を手で塞ぐ仕草で頼んだ際、子どもなので仕方のないことですが、その子に笑いながら「かーって何?わかんないよー」と言われてしまったのです。
一瞬大人たちのしーんとした気まずい空気が走り、僕たちも子どもの悪気のない言動に何も言えずただ苦笑いしてやり過ごすことしかできませんでした。
娘も幼いながら少しショックだったのか少し考え込んだようになり喋らなくなってしまいました。
僕もなんとか娘に気にしないでほしい一心で「じゃあ次にぃにぃに貸してもらいな」と声をかけ貸してもらうことができ何とか回避することができました。
もう”どもる”ようになって4~5ヵ月経ち一向に改善されないことに焦りを覚えました。
妻も「もしかしたらこのまま治らない場合もあるかもしれないよ。」と言い「大人だってどもってる人いるじゃん?」と治らなかった場合でもそっと見守っていくしかないと考えるようにもなりました。
僕も「確かに長い時間かかるかもしれないし、改善しないかもしれないし。」と思いながら気長に見守るしかないと思い始めました。
【どもり改善-改善したきっかけ-】
そんななか突然改善されるきっかけができたのです。
娘が3歳4ヵ月を迎えた直後のことです。本当に意識もせず何気なくしたことがきっかけで改善したのです。
相変わらず”どもり”が出ているなか娘と何気ない日常の会話の最中、”なぞなぞ”のような言葉遊びで遊んでいた時です。「一緒に答えを言おう。せーのっ!」と答えたことがきっかけとなりました。その「せーのっ!」と一緒に答えを言うことが楽しかったようで娘もきゃっきゃっと笑いながら楽しんでいました。
それからと言うもの「せーのっ!」が少し口癖のようになり数日間喋る前にニコニコしながら「せーのっ」と言いながら喋るようになりました。最初は僕も気づかなかったのですが、よく聞いているとあれっ?「せーのっ」から喋るとそのあとの言葉がつっかえずに出てきてるぞ。と気づいたのです。
それはそれで「せーのっ」から初めて喋るのも可笑しな感じですが、本人も楽しそうだしいいか。と思っていました。
しかし「せーのっ」もすぐに自然と言わなくなり”どもり”もすっかりなくなってスムーズに言葉が出るようになっていました。
何気ないきっかけで改善されとても嬉しかったです。
もしかしたら2~3歳くらいの子どもは言葉をたくさん憶え始める時期ですし、たくさん憶えた言葉を出すのに言いたいことはわかっているけど、なかなかその憶えたての言葉が出てこない、といったもどかしさというか何かそういうものがあるのかもしれません。
或いは前述しましたように弟や妹ができたことによりママ、パパが下の子を気にする様子にストレスを感じそのような生理現象が起こるのかもしれません。
原因はお子さん一人一人で違うと思いますし、解決策もその子その子で違うと思います。
たまたま僕の娘は「せーのっ!」がきっかけで改善しましたが万人に効果がある解決策とも限りません。
我が家も気長に焦らず見守っていこうと思った矢先の出来事で改善しましたが、やはり時間が解決してくれる場合も十分あると思います。
今回娘のどもりが改善したきっかけはあくまでもそういう解決策もあった。と解決策のひとつとしてご参考にしていただければと思います。
ただお子さんが憶えた言葉を一生懸命喋ろうとして”どもり”がでてしまうとしたら、それは頑張っているんだ。と応援する気持ちで指摘したりせずゆっくり気長に見守ってあげることが大切だと思います。
僕も日中は仕事をして子どもと接することができるのは帰宅後の僅かな時間と土日の休日しかありません。やはり日中常に子どもと接していて常にアンテナを張って子どもと向き合っているお母さんたちには頭があがりません。
そんな僕が偉そうなことは言えませんが、パパたちも休日や子どもとのコミュニケーションがとれる少ない時間を大切にし、お子さんと向き合っていってほしいなと思います。我が子を幸せにしてあげられるのは紛れもないママ、パパだけですからね☆
ともに子育てする親として子どもに愛情を育んでいきましょう。
それでは。お読みいただきありがとうございました。